「Bose Solo 15 Series II」をこのタイミングで購入したのでレビュー。

シェアする

ひょんな事からBOSEのテレビ用サウンドシステム「Bose Solo 15 Series II」を買いました。早速使ってみたのでレビューしてみます。

BOSEのシアターバー?Bose Solo 15 Series II

前からこの「シアターバー」とでも言うんでしょうか、このBOSEのSOLOシリーズは気になっていました。一番気になっていたのはシリーズでローエンドのこちら「BOSE Solo 5」。

幅が50センチちょっと、というサイズで液晶テレビの足元に置くタイプのスピーカー。Amazonのレビューはなんか一部レビューサイトからの物品供与によるマンセー系のものも混じっていてちょっと持ち上げられ気味。
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: Bose Solo 5 TV sound system : ワイヤレスサウンドバー Bluetooth対応 ブラック Solo 5【国内正規品】

けどまぁこれだとテレビの音声をグレードアップさせながらもコンパクトにまとめらるのでいいなぁ、とは思っていました。
最近の液晶テレビは薄型にするためにどうしてもスピーカー周りが犠牲になっています。特に低音なんて「鳴るボディ」がある程度の容積があって出るものなので、薄いボディーだとどうしようもない。なのでバラエティやニュースはOKでも音楽番組や映画などはペラッペラの薄い音で聞かざるを得ないですしね。

アウトレットで衝動買い

BOSE SOLOシリーズに関しては「そのうち何かのタイミングで・・・」と思っていました。しかしたまたま行ったアウトレットに・・・あるんですよ、BOSEのアウトレットショップが・・・。
そこに、BOSE SOLO 5、SOLO 15、SoundTouch 300という、最新機種2種類(SOLO 5、SoundTouch 300)と廃盤品(SOLO 15)の3種類があったので試聴してみました。

こちらは最新機種でハイエンドのBOSE SoundTouch 300。どちらかというと完全にシアターよりに振った製品のようです。店舗ではレーザーポインタと連動してポイントした場所から音が聞こえる、というデモをやってくれました。これがドルビーサラウンドってやつ?ただ8万円台なので完全に予算オーバー。

そしてその横に工場整備品として売っていたのがこちらのBOSE Solo 15 II。それぞれ同じ音楽をiPadからBluetoothで飛ばしてもらって聞いてみました。

SOLO 5/SOLO 15/Sound Touch 300のサウンド

それぞれを同じ曲で聞いてみた感じです。

SOLO 5

一番省スペースなBOSE SOLO 5。聞いてみると・・・中音が強い。音の広がりというか定位感も狭めで根本的にローが出てない。やっぱりあの筐体だと仕方ないのか・・・という感じ。
あとSOLOシリーズは結構指向性が強く、スピーカーの横にいくとかなり音が変わります。あとハイ(高音)が出きってる感じがしないので、レンジが狭いかなぁ・・・という印象を持ちました。

SOLO 15

廃盤品、ということで全然期待していなかったSOLO 15 II。SOLO 5の中音強めを聞いたあとなので期待していませんでしたが・・・お!今風のSOLO 5と比べるとドンシャリ(低音と高音強め)な感じ。相対的に中音が引っ込む感じになりますが、ボディの大きさは伊達じゃないですね。全然こっちのほうがいいじゃん、という感じでした。

SoundTouch 300

なら最高級品はどんなに・・・?という期待と共に聞いてみました。スピーカーの横幅もあってか、流石に定位は広い。ハイも綺麗にでています。が・・・ローが・・・やっぱり・・・このスティックみたいな形状のスピーカーの限界でしょうか・・・ちょっと弱め。他のモデルの2.5倍の価値は感じませんでした。

・・・ということで、ちょっと迷いながらもBOSE Solo 15 IIをお買い上げ。3万ちょっとでした。

実はBOSE Companion3を持ってます

迷ったのは・・・自宅では既にBOSE Companion3というツイーター+ウーファーのスピーカーを持ってるんですね。
もう新モデルなんですが、持ってるのはこの旧モデル。

これ、Bluetoothは当然対応してないし、ツイーターみたいな小型スピーカーは有線で配置しないと駄目だし、リモコンまで有線(丸っこいのがそれ)で、超前時代的なセットなんですが、ウーファーが完全独立なだけあって、「もーやめてー!」というくらいローをブーストする事もできるくらいパワフル。そしてそこまでローを上げても壁が振動することはあっても?音割れしない、というなかなか不便な優等生モデルです。もちろんちっこいツイーターみたいなスピーカーもちゃんと定位を出すために仕事してます。

家に帰ってきてSolo 15 IIをセットアップして、適当にソース鳴らしてみた時の感触は・・・「え、ローこんなもの?」という感じ。
特にこういう「お手軽テレビアドオンスピーカー」みたいなのは、長年テレビのスピーカーだけで来た人がレビューしてる可能性が高いのか、「すごいいい音!」というのが、これまで聞こえなかったロー(とスーパーハイ)がちゃんと出てるので感動した、という事が多いのかも。ニュースやバラエティでもローがしっかりでていると人の声も聞こえかた変わりますし。もちろん番組のジングルやCMなんかも全然変わります。あ、スポーツなんかてきめんでしょう。

ところが・・・長年BOSE Companion 3で好きなだけローブースト出来る状況にSOLO 15 IIを入れてみると・・・店舗では一番音の押出しが強かったこいつが家だと「ものたりない優等生」的な感じ・・・。BASSは5段階で調整できますが、僕的には5段階マックスがデフォルト、くらいの感じでした。こっからもうちょっとブーストかけれるとな・・・という所感。

ということで、やっぱりシアターバー、テレビバー?的なものだとテレビ・オーディオアップグレードにはなっても、オーディオ的にはそこそこ、という話でした。

この記事が気に入ったら
いいね!お願いします

コメント

  1. […] 「Bose Solo 15 Series II」をこのタイミングで購入したのでレビュー。 […]