ヘッドライトの基本はロービーム?ハイビーム?用語的には・・・?

車のヘッドライトはロービームが基本だと思っていましたが、最近「ハイビームにして!」という話もよく聞きます。車関連の全く別の記事からこの議論に終止符をうつ用語を見つけました・・・。

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ハイビーム・ロービームの正式名称を見てみると・・・?

車のヘッドライトはロービームが基本。そう教えられてきたつもりではあります。
が、最近「危険なのでハイビームで!」という話もちらほらと。それが警察のアナウンスだったりするので結構混乱しますね。
車のヘッドライトのノブもたいていのものはデフォルトロービームで手前や奥に動かしてトグルやノッチでハイビームに切り替えるようになっています。最初からハイビームで切り替えてローにする、なんて車には出会ったことはありません。

Twitterで見ても結構混沌としてる感じです。

今は運転免許センターでもハイビームを案内しているそうですが・・・なんか釈然としない。
ところが・・・たまたま読んでいた記事でこういうのがありました。Yahoo!ニュースにも掲載されていましたね。

ロービームでも「対向車のライトが不快」 なぜ眩しいヘッドライトの車が増加?
LEDランプは消費電力が少ない上、明るく、ハロゲンの5倍以上も長く使えるなど、メリットが多いことで急激に普及しています。しかしマイナス面も少なくありません。その一つが「対向車ランプが非常に眩しくて不快」ということ。この理由と対処法について取材しました。

記事自体は最近LEDヘッドライトの車が増えてきていますが、光軸調整がシビアなLEDヘッドライトは安価なものだと光軸がずれてロービームでも眩しくなってしまう、という内容です。
確かにそういう車もよくみかけるようになりました。LEDヘッドライト自体は光は強いし寿命は長いしイイことだらけなんですが、その分旧来のハロゲンライトに比べて工作精度が求められるそうです。
精度が悪いアフターパーツをつけてる車は眩しいのか・・・。まぁ実際そういう車が対向車線からくると結構イラっとしますしね・・・。

さて、その記事の中で見かけた一文。

ところで、ヘッドライトの明るさ制限はどうなっているのでしょうか。暗いのはもちろん危険ですが、明るすぎるのもダメなのでは? そこで、ヘッドライトの「最高光度」について関東運輸局 神奈川運輸支局整備保安部門に尋ねてみたところ、「走行用前照灯(ハイビーム)および配光可変型前照灯(AFS)についての最高光度は、平成18年1月1日以降製造のクルマから225,000cdとなり、その後平成21年に300,000cd、平成27年に430,000cdに引き上げられています。すれ違い用前照灯(ロービーム)については、1灯あたり最低6400cd以上という規定はありますが、上限は設定されていません」ということでした。

この「ハイビーム」=「走行用前照灯」、「ロービーム」=「すれ違い用前照灯」とは・・・?
Wikipediaにはさらに詳しく書いてありました。

前照灯 - Wikipedia

通常、ハイビーム「走行用前照灯」(上向き(正確には水平)・遠目)とロービーム「すれ違い用前照灯」(下向き・すれ違いビーム)を切り替えることができる。ハイビームは正面を遠く(最低前方100m)まで照らすため、夜間の対向車や前方の車が存在しない場合に用い、ロービームはやや下方(前方40m)を照らすため、対向車や前方の車への眩惑防止や、霧や雪などに光が反射する場合に使用する。

にゃに?
つまり自動車の部品の名称としてはハイビームが走行用で、ロービームはすれ違い用、ということなんですか?
じゃぁ今の車のレバーの設定っていったい・・・?

日本車については都市部から車が普及していったでしょうからデフォルトがまずすれ違い前提の設定になっていた、という説明もまだ納得できる部分があるのですが、海外の何百キロもひた走るようなところの車もロービーム基本になっているのっていったい・・・?

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