文字盤の代わりにマーブルチョコレートのようなボールが付いたジョージ・ネルソンのボールクロック。これを今回購入してみました。
ジョージネルソンのボールクロックを購入
以前リビングの時計はボールクロックのリプロダクトというか、ほんとにコピー品を置いてました。マルチカラーながら実際には無い青と赤ベースのマルチカラー。ボディも平たくてノッペリした感じだったのですが、それはそれで気に入って使ってました。
残念ながらそのコピー品のボールクロックも10年以上使って寿命が来たのか、動いたり動かなかったり・・・かといって他のクロックを物色するのもちょっと・・・ということで、一念発起で、せっかくなら真正品にしよう、ということで注文。ただ並行輸入品でちょっと心配・・・w
とりあえず開梱していく所から紹介します。
ジョージ・ネルソンのボールクロックを開梱してみよう
「開封の儀」とかはあんまり好きじゃないんですが、これまで中古品とかを買ってるのでちゃんとパッケージされたVitra製品を買うのは意外に初めて。ということで、パッケージングがどうなのか、というところから入ってみます。並行品で変なの掴まされてないかどうかも検証するため、こちらの専門ショップさんの記事も紹介しておきましょう。
case study shop nagoya Blog: このボールクロックはVitra製かどうか 2015/5/17
さて届いた品。パッケージはこんなのです。意外にあっさりした・・・ちょっと心配な?パッケージ。
横には「Vitral Design Museum」の文字が。一応真正品はVitra Design Museumが販売元なのでちょっと安心。まぁけどこんなの印刷でどうにとでもなるしなぁ・・・w
20125003というのは2012年製なのかなぁ・・・?
フタを開けた所がこんな感じ。簡素ながら一応気を使った包装にはなっています。
ボールクロックの針は金属製なのでこういう保護をしておかないと簡単に曲がります。前のコピー品は落としたりしてもうグニャグニャでした。
面白かったのは・・・ジョージ・ネルソンのボールクロックはムーブメントが単三電池駆動なんですが、付属の乾電池がeneloopだったことw
これを「エコに気を使ってるんだなぁ」と取るか「怪しい」と取るか・・・w
けどeneloopを付属で付けちゃうとコストは高くなるんですけどね、間違いなく。
こちらが裏面。一応上で紹介したcase study shopの見本と同じような形でVitraのステッカーもアリ。
奥に見えるムーブメントのつまみの色も一致。ちょっと一安心。
同梱されているタグみたいな封筒。中には・・・
こんな保証書みたいなのが付いてました。一応エンボスになっていてそれなりにちゃんと作った感はあるんですが・・・添付の説明書らしき紙がコピー・・・これはどうなんだろう・・w
case study shopで紹介されていたボールと間の棒を回してボールの取り外しをしてみます。
紹介されてるのと逆の方が取れた・・・w
大きさはこんな感じ。前のコピー品と比べるとボールの部分が相当大きくなっています。
壁に取り付けました。
ちなみに壁が石膏ボード系であれば、Amazonで売っている「ニンジャピン」は超おすすめ。針がL字断面になっていて、刺した跡が目立たないようになっています。実は一回上に付けすぎて再度ピンを打ち直しましたが跡は無問題。
ちょっと引いて撮ってみた所。
以前はボールに釣り糸を付けて上に見えるアートレールから吊るすという荒業で置いていましたが、今回スポットの下にくるように配置するためにピンを打ちました。
マルチカラーの真贋を簡単に見分ける方法
実はジョージ・ネルソンのボールクロックはマルチカラーだけは簡単に真正品かリプロダクトかを見分ける方法があります。
写真の通り、真正品は2時と9時がオレンジになりますが、何故かリプロダクト・ジェネリックと言われる品はオレンジが全然違う位置になります。
ね?これはホント謎なんですが、わかりやすいオレンジのボールの位置がリプロダクトだとことごとく違う場所に・・・。
この配列に何か版権でもあるのかな?とも思いきや、カラーバリエーションではナチュラルとかボールが全部同色のものもあるので、マルチカラーだけ順番が違う理由が分からないですね・・・。普通もうちょっと注意して作ると思うんですが・・・謎。
こちらはお値段からしても真正品です。