ニトリライン、とか言うけど似鳥会長はホントに凄かった

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たまたま見た記事なんですけど、お値段以上、ニトリの似鳥会長はホントに凄かった。

ホントに凄い、ニトリの似鳥会長

日経平均が乱高下していて、一部で「ニトリラインを割るか?」という話が出てきてます。

投資家のみなさんが何を言ってるか、というと、TBSの経済情報番組「がっちりマンデー」で名物になっている年末の日経平均を各社トップが予想する、という企画でニトリの似鳥会長が例年当て続けている、という話です。

似鳥会長の予測がニトリライン

どれくらい当てているのか、というと・・・

2017年に外したのみで基本数百円誤差レベルで当ててます。スゴイ。
その実績から年末相場については似鳥会長の予測を「ニトリライン」と一部では呼ぶようになっています。

そして今年は・・・?

スゴイですね。けど実はこれだけじゃないんです。当然本業の家具屋さんでもこのパワーは発揮されまくっています。

似鳥会長の為替予想で100億レベルでコスト削減するニトリ

この記事を読んでほんとに凄いなー、と思いました。

ニトリHDの経営は為替が1円円安になると15億円の営業利益を失うが、似鳥会長の予測をもとに為替予約契約をすることで、直近6年間で約630億円もの為替リスクを回避してきた。

為替予約というのは、事前に指定したレートで為替ができる権利です。そしてニトリは似鳥会長の予想で為替予約をして6年間で630億円のコスト削減・・・。
1年で100億円ですよ。

2018年2月期のニトリHDの経常利益は948億円。

大体1/10の利益分を為替予想で出してる、という・・・。

また、ロイターは普通に為替予測のインタビューを似鳥会長にしていますw

ニトリホールディングス(9843.T)の似鳥昭雄会長兼CEOは、ロイターとのインタビューで、来期の2019年2月期は、円高傾向が続くなら為替予約を行わない考えを示した。

そんな似鳥会長、以前に日経新聞の「私の履歴書」で半生を振り返っていましたが、これもなかなか面白かったです。好評すぎて書籍化されているとのこと。

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