Tern Surgeの前から持っていたTern Link N8 2014をブルホーン化しました。
Tern Link N8 2014のブルホーン化
自宅では基本的にTern Surgeに乗っているのですが、その前から持っているTern Link N8でもあちらこちらに行っています。電車輪行はしてないのですが、車に積んで行った先で乗る感じです。そのLink N8をブルホーン化しました。
年末年始で行ったところだとこんな感じ。
こちらは高崎。
道の駅もてぎ。にできたマリオットのフェアフィールドを見に行きました。
水戸駅です。
ブルホーン化を一旦した時のテストランの池袋です。
Tern Link N8のブルホーン化
Tern Link N8はTernの折り畳みミニベロの中では入門機というかローグレード側になります。というかいつの間にかモデルがシェイプされてフォールディングバイクはLinkとVergeが基本ラインになってる・・・?
Link N8を買った当時はトロリーラックというオプションパーツをつけたくて買ったのですが、結局重くてあまり使わず・・・あとサドルを持ち手にして引くのですが、電車輪行の運用が変わって車体が露出するとアウト、つまりサドルが飛び出しているのはNG、となったので使えなくなりました。
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と紆余曲折あって使わなくなっていたのを、サイクリングのトレーニングを始めるようになってまた引っ張り出して、泥除けやらトロリーラックやらを全部外して色々いじっているわけです。
実際に現時点でのブルホーン化の進捗はこんな感じになっています。
もともとのカラーがピンク/ホワイトだったのでバーテープもピンクにしています。けどちょっと合ってないですね・・・w
ハンドル周りはこんな感じです。ステムは折りたたみ時の事を考慮するとアンドロステム65一択でした。
必要なパーツ
必要なものとしてはまずハンドル。ブルホーンバーが無いとブルホーン化は出来ません・・・。選んだのはこちら。Tern純正?のブルホーンバー。ケーブル用の穴が先に開けてあるので選びました。
Tern Kinetix Pro TT Handlebar
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そしてこのブルホーンバーの取り付けに必要なのがアンドロステム。折りたたみのときの事を考えるとこのAndros Stem 65一択でした。あとLink N8だとハンドルポストを先に変えておく必要もあります。
Tern Physis 3D T-Bar Handlepost
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Tern Andros Stem 65
そこからバーのレバー周り。シフターは最初は8速対応のインデックスタイプ(カチッカチッと切り替わるシフター)にしたかったのですが無いので・・・フリクションタイプ(無段階変速)のこちらを選択。Link N8はフロントシングルなので右だけです。
DIA-COMPE(ダイアコンペ) ENE CICLO サムシフター 右レバーのみ
ブレーキレバーは、Link N8はVブレーキなので対応しているこのレバーをつけたかったのですが・・・クランプとブラケットの形状とTernのブルホーンバーの形状が合わず、固定してもカーブで滑る、という状況が発生したため断念。
TEKTRO RL520 Road Bike Drop Bar Brake Levers Set
急遽こちらを入手しました。この時点でブレーキもショートVブレーキに換装決定です。
TEKTRO(テクトロ) ブレーキ補助レバー RL720 24mm BLK ブラック
Tern Link N8のブレーキは前後ともにリアなのでこちらを2つ購入。
シマノ(SHIMANO) Vブレーキ BR-R353 リア用
ケーブル周りで必要なものはこちら。他の事例でよく使われているフレキシブルパイプを念の為に買いました。結論・・・なくても行けたんじゃないかなぁ・・・?と思える感じでした。一応つけてますが・・・。
Alligator(アリゲーター) フレキシブルガイドパイプ 2個入
シフトケーブルの交換で一番意外だったのは、セットでついてくるアウターケーブルの長さがかなりギリギリだったこと。実際ハンドルに沿わせる事は出来ませんでした。切らずに使ってますがそれでもあまりケーブルの余裕をもたせられなかったのが気がかり。フロントシングルだからいけましたが普通に足りない気が・・・。
シマノ シフトケーブルセットロード用SUS ブラック Y60098022
ブレーキケーブルセットはインナーケーブルは左右あるのですが、アウターが左右共用なので片方を長く取ると片方が短くなるという・・・。ブルホーンバーはそれなりに長さがいるんですね・・・。結局短い側は寸足らずになったので前のケーブルを流用しました。
シマノ ロード用SUS ブレーキケーブルセット ブラック
ワイヤーカッターはちゃんと買いました。本当は切断面加工でヤスリと千枚通しが必要だそうですが、全部カッターで整形しました・・・。
King TTC ワイヤーロープカッター WC-150
スパイラルチューブは最初いらないと思っていましたが、やっぱりあったほうがいいです。リアに流れるシフトケーブルとブレーキケーブルは少し長いと横に膨らんでペダリングの邪魔になりそうな流れになるのですが、スパイラルチューブでまとめることでフレームに寄る効果がありました。
またフロント側のケーブルも折りたたみ時に変なところに噛まないように束ねておくのは有用です。
GST-4Bスパイラル 黒
バーテープはAmazonでよく見るこちらを。このバーテープは両面テープがついてないタイプなのですが初めてでも全く問題なく巻けました。両面テープがないので巻き直しが簡単です。
EMPT(イーエムピーティー) EVA ロード用 バーテープ ES-JHT020
ブルホーン化以外の変更点
それ以外にも変えたところがあるのでメモしておきます。
ブルホーン化のもっと前にタイヤを元の20×1.6から20×1.25に変えています。初めてのタイヤ交換でしたがあっさりできました。300キロくらい走っていますが、かなり調子いいです。
IRC tire JETTY ジェッティープラス HE20X1.25
チューブはこちらです。
ライトは最近お気に入りのオーライト。300ルーメンで12.5時間稼働できるライトです。Amazonのセールのときに買ってください。
OLIGHT(オーライト) RN 1500
アンドロステムは調整次第でハンドル自体をすごく下にセットすることもできるのですが、その時にライトの固定が難しくなります。RN1500の後ろ側が当たってしまうためです。折りたたみのときに邪魔にならず確実にライト固定するためにゴムバンド固定のガーミンマウント(RN1500はガーミンマウント対応)を追加しました。
GARMIN(ガーミン) 純正 バイクマウント
折りたたみミニベロの宿命でフレームにあるボトルケージ固定の場所は横向きでボトルが飛び出しやすいです。なので折りたたみのときにすぐ外せるこのタイプに変えます。
RUNACC サイクルボトルケージ 自転車用ボトルホルダー
ブルホーンバーのバーエンドに絶対つけたかったのがバックミラー。これのためにシフターもブレーキもバーエンドタイプは除外していました。とはいえロードよりも後ろが見えづらい位置につくのでこういったアームが伸びているタイプにしてみました。
UNICO(ユニコ) BIKE’N ROLL バーエンドミラー
実際のハンドル周りはこんな感じになっています。バーテープは最初普通に巻いたときに固い感じがしたのでピンクを追加して二重巻きにしています。今度はちょっと太すぎて親指付け根が痛くなりそうだったりするのですが、思い立ったらどこかで巻き直ししようかと思います。
アンドロステムのセッティングはベタベタに下げて(非推奨)いますが、この位置だとバー側のライト固定はできなくなります。なのでハンドルポスト側にガーミンマウントをつけています。ちょっと灯台みたいな付き方になりますが、この位置だとハンドルの場所に関わらず水平角をコントロールできるので便利かも。ステム横の赤いのはBonesのスマホホルダーです。
反対側からハンドルポストあたりを見た感じ。アンドロステムの下がりっぷりがわかりやすいかも。ライトの発光面真下に見えるのがオーライトRN1500付属のライトステーで、ガーミンマウントで止めるのですが、この位置にするとライトの後ろが入りません。角度調整してもすごく下斜めになります。
こちらはブルホーン右側周辺。シフターはこんな感じで固定しています。アウターケーブルが短すぎてバーを沿わせられなかったのが残念。先々で長いアウターを調達してやり直してもいいかな、と思っています。
サドル周り。折りたたみミニベロはあまりものをつけられるところがないのでシートポスト周りにものが集中気味です。シートの下にあるのがデフォルトの反射板、その下に中華バックライト、ロック、ボトルホルダー、モンベルの輪行バッグ。輪行バッグはバックルを通して止めています。
掃除できてないので汚いですがペダルは三ヶ島の折りたたみです。
パーツと道具さえちゃんと揃えれば初めてでもそれなりにブルホーン化できました。やってみて思ったのは、以外に自転車はパーツの組み合わせで出来てるなぁ、ということ。代替パーツをそれなりにつけられればちゃんと機能してくれました。
ブルホーンでポジションをかなり下げられるようになって、空気抵抗を減らせるためか、Link N8もかなりスピードアップした気がします。StravaのGPSセンサーベースですがそこそこ速度が出る感じになってきました。