エアアジアのフライスルーを利用してミャンマー・ヤンゴンまで行ってきましたのでレポートです。
エアアジアのヤンゴン行フライスルー(Fly Thru)
エアアジアで乗継がある時でも預入手荷物の積み替え無しで次の便に乗れるサービス、フライスルー(Fly Thru)。エアアジアもこのサービスには注力していて遂に139路線に拡大、遅延の場合の代替乗継にも対応するとのことです。
注力サービスとはいえ、LCCあるあるの座席指定や機内食のように別途オプション申し込みをするわけでもないので自分が発券したエアアジアの航空券がフライスルー対応なのかそうでないのかがわかりづらいのが難点。このサイトでもフライスルー対応フライトかどうかの見分け方や実際の乗継方法をレポートしています。
こちらでも記載している通り、基本的にフライスルー対応フライトというのは、
- エアアジア本拠地であるクアラルンプール国際空港 (KLIA2)かドンムアン空港(DMK)を経由するフライト
- 1つの予約番号に対して2つの航空券が登録されていれば自動的に適用される
というものです。またtraicyの記事にはトランジットの時間が「90分以上6時間以内」とあり、これも条件に入ると思われます。つまり空港待ち時間が20時間あるようなフライスルーは存在しない、ということですね。
これまで何回か成田(NRT)=ドンムアン(DMK)経由=プーケット(HKT)は乗っているので安心なのですが、今回成田=ドンムアン=ヤンゴン、という国際線のみの乗継だったので色々調べましたが全然記事がなく・・・自分でレポートします。
ヤンゴン行きのエアアジアフライスルー便
今回利用した便は成田発。成田空港ではエアアジアは第2ターミナルでの利用になります。
カウンターはNです。出入口寄りで建物に入って右手にあります。
カウンター内に入るとエアアジアのバナーと持込手荷物の計量スケールがあります。
事前のWebチェックインは必須
プーケット行きでもすでに学習済みですが、エアアジアなどのLCCの場合は事前のWebチェックインができる時は絶対にしておいた方がいいです。成田のNカウンターのチェックインの列がこんな感じ。
奥にずんずん進んでチェックイン済みの乗客が利用する預入手荷物カウンター、バゲッジドロップ(BAGGAGE DROP)はこんなにガラガラ。
ここでWebチェックイン済みである事を伝えてパスポートを見せるとテキパキと荷物にタグをつけてくれます。ピンボケで見づらいですが、スーツケースの取っ手についている緑のタグがフライスルーの預託手荷物であることを示すタグです。
そしてカウンターでは航空券が2枚、この時は成田=ドンムアンとドンムアン=ヤンゴンのチケットの2枚が手渡されます。またフライスルーのフライトの乗客であることを示すシールが手渡されます。これを服のどこかに貼ってドンムアンを歩け、ということですね。
トランジットのドンムアン空港
さて成田からのエアアジア便に乗ってタイ・バンコクのドンムアン国際空港に着いた後ですが、ターミナル内の通路を歩いていると途中にエアアジアのジャケットを着たこういうスタッフがいます。
カメラを向けると「ぜひ撮って」というリクエストをもらったのでポーズをつけて撮り直し。
彼らが持っているボードを見ると、この日のフライスルー便の到着地が書いてあります。
タイ国内がチェンマイ・チェンライ・プーケット・クラビ・ハジャイ・スラットターニー・ウドンタニ。
国際便がマニラ・ヤンゴン・ホーチミン・ハノイ・プノンペン・マレ・シェムリアップ・香港・クアラルンプール・シンガポール、とのこと。
前回プーケットの時はこんな表示、「Transfer to Domestic」とサインが出ているところを進んでいくとフライスルーの看板があるトランジット専用受付がありました。
ヤンゴンは国際線なのでこのカウンターは利用できず、じゃぁどこから行くんだろう・・?ということで戻ってみてみると、国際線のトランジットについてもサインが出ていました。
左側のサインは「Transfer to International」とありますね。
その通りに進んでいくと国内線は右側だったのですが国際線は左側に専用カウンターがありました。
黄色はスクートですが対象の便名が貼ってありますね。
国際線トランジットのカウンターはこんな風になっています。航空会社別にカウンターがあります。担当者がいないカウンターは完全に止まってました・・・。
ここで手続きをして右に進むと国内線トランジット同様保安検査場があります。タイへの入国をしないのでイミグレがないのが国内線カウンターと大きな違いですね。
手続きが終わると国際線ターミナル側に出ます。ちゃんとパネルにヤンゴン行のFD257が表示されています。
こんな感じで成田からヤンゴンまでもエアアジアのフライスルーは使えることがわかりました。