シンガポールの自動化ゲートが・・・もしかして使えるかも?
シンガポールの自動化ゲート、もしかして使えちゃう?
最近空港に自動化ゲートが増えています。イミグレの煩雑な手間を簡素化するため、旅行者にとっては長時間並ばなくていいので大歓迎ですね。既に日本でも成田空港などで導入されています。
さて、シンガポールの先進的なチャンギ空港でも自動化ゲートがあるのですが、利用対象者に日本と韓国が追加されました。一定条件を満たせば日本人もチャンギ空港で自動化ゲートが使える、ということですね。
チャンギ空港の自動化ゲート利用要件
こちらに詳細があります。
シンガポール入国管理局は、2019年8月28日より日本人と韓国人は入国時にも自動化ゲートが使えるようになると発表しています。
利用するためにはFTP(Frequent Traveller Programme)の事前登録が必要で、6歳以上で尚且つ直近2年間(24か月間)に2回以上シンガポールに入国した経験のある人が対象。
ん?なぬ?2年間で2回入国?ということは・・・?
この間のシンガポール行きですが、日本からシンガポールへの入国で1回。そこからジョホールバルに国際タクシーに乗って、戻ってくるときにウッドランドチェックポイントで2回めの入国。
ということは、これでクリアしちゃった?原典を見てみましょう。
日本と韓国の自動化ゲートについてはこちら。
Japan and South Korea nationals aged six and above who are holding a passport with more than six months’ validity, and have visited Singapore at least twice in the past two years, are eligible to apply for the FTP.
日本と韓国の6歳以上で残6ヶ月以上のパスポートの有効期限がある人で、シンガポールを過去2年間最低2回以上訪問した人は申込可能、とありますね。
この中で出てくるFTP、Frequent Traveller Programのページはこちら。
こちらを見ると、現在自動化ゲートを利用可能な国は以下の通りです。
オーストラリア | – |
香港 (HKSAR) | 11歳以上 |
日本 | – |
マレーシア | 15歳以上 |
ニュージーランド | – |
中国 (PRC) | 5年以上のシンガポール政府によるマルチプルビザ保有者 |
韓国 | – |
タイ | – |
英国 (UK) | パスポートがGBRになっている者。GBD・GBO・GBS・FBP・GBNのものは認めない。 |
米国(USA) | TTP(Trusted Travellaers Programme)登録者 |
APECビジネストラベルカード保有者 ABTC Holder |
SGPの裏書きが必要。米国・カナダの保有者は許可される |
というところでしょうか。条件が-のところは、基本条件になる「過去2年間に入国2回」「6歳以上」「パスポート残期間6ヶ月以上」が要件です。
これは・・・いけるなぁ・・。とはいえ、申込みはチャンギ空港第3ターミナルやウッドランドチェックポイント等なので、次回シンガポールに行ったときでないと申込みはできませんが・・・。
出国時は自動化ゲートは誰でも使える
ちなみに入国時はこういった要件があるシンガポールのイミグレですが、出国時は誰でも使えるそうです。
入国時に指紋登録してるから、ってことみたいですね。ロジカルですね。