Googleマップのローカルガイドの見られる写真ってどんなのでしょう?
目次
Googleマップのローカルガイドの見られる写真って?
Googleマップのローカルガイド、相変わらず続けていますが、アップした写真の見られる回数の傾向がなんとなく見えてきました。見られる回数自体はローカルガイドのレベリングには関係ないのですが、写真系のバッジのスコアには関係してくるので気になるローカルガイドもいるのでは?
あ、一応前提としてローカルガイドのバッジは動画のディレクター以外は全部マスターを取っているのでその経験をご紹介します。
投稿写真が見られるためにはまず場所選びから
Googleマップを利用しているとお気づきだと思いますが、場所を検索するとその場所の情報と一緒に投稿された写真か、投稿写真がなければストリートビューから起こした付近の画像が表示されます。
またトップの写真をタップするとアルバムに移動していろんな写真や動画を見ることができます。ここで表示されれば投稿したローカルガイドの写真閲覧数がカウントされるわけですね。
実は他にも周辺の最近の写真投稿一覧がマップ上で見れるビューがあるのですがここでは割愛します。
さてそこで見られるためには・・・一番大事なのはどの場所に投稿するか、だと思われます。検索数が多そうな場所、例えば東京ディズニーランドなんかは人気ですが、写真の投稿数は既に21万件とかになっています。ここから自分の投稿した1枚とか10枚とかを見てもらう・・・というのは結構難易度高いですよね。実際TDLに投稿した写真の閲覧数はおおむね一桁二桁だったりします。
どうしても東京ディズニーリゾート関連、というのであれば、個別の施設のほうがまだマシだと思います。今見てみると東京ディズニーランドの入り口の商業施設、ワールドバザールの写真投稿数は890件でしたし。
これは旅行先などの景観地でも同じことが言えて、みんなが写真を撮りそうな所、ここに行った!とアップしたくなる場所、というのは基本的に写真は多いです。検索も多いですがアップされている写真も多いのであまりカウントされません。
基本的にオススメなのは、「そこ写真撮るの?」という所だと思います。人気のある場所なら個別の施設、普通の街ならあまり写真を撮らないような場所・・・。けど検索する時は普通にするよね、というところですね。一例を上げてみましょう。
渋谷で場所ごとに写真投稿数を見てみる
渋谷でやってみましょう。渋谷ヒカリエをまず見てみます。ヒカリエなんかはランドマークだしアピールするのでみんな写真を撮ってアップしています。これがGoogleマップのヒカリエの詳細ページ。
見づらいですが渋谷ヒカリエの写真投稿数は4,207枚。ではその隣にあるりそな銀行渋谷支店はどうでしょう?
なんと・・・52枚。「ヒカリエ来た!」で写真をSNSに上げる人はいても「りそな銀行来た!」では確かに上げませんよね・・・。けどりそな銀行を探している時はここは普通に検索されます。こういう写真撮る<検索するのギャップのある所は閲覧数は取れる可能性が高いです。
渋谷駅の反対側に向かって、今度は渋谷マルイを見てみます。
ヒカリエほどではないですが、やはり渋谷マルイの場所には1,675枚の写真がアップされています。やはりファッション好きには人気なんでしょうか。その渋谷マルイの建物内にあるエポスカードのカウンター「EPOS渋谷マルイ」を見てみます。
出た!この「写真を追加」パネルが出ている場所は超狙い目です。左の画像はGoogleストリートビューから起こしたものだったので、まだここは誰も写真投稿していない場所なんですね。つまりこの場所を撮影してアップすると、デフォルト最初の写真が表示される状態になります。ということは、EPOS 渋谷マルイの検索数、表示数=写真の閲覧回数、となるわけです。
渋谷マルイでわざわざEPOSのコーナーに行って写真撮影してくる・・・普通に考えると無い話ですが、それくらいしないとなかなかローカルガイドのバッジは取れないですね・・・w
普段の場所で閲覧数が取れる場所
EPOSの例は建物内でしたが、そうそう建物内検索できる場所も限られています。普段の場所、生活圏で取れる場所ってどんな所があるでしょうか。
僕の経験で言うと・・・
塾・スクール
塾はやはり親御さんが場所や周囲の雰囲気を確認されているのか、お迎えでGoogleマップでナビを使うのか、検索数は多いようです。ただ最近の塾は警備員さんが前に立っていたりするので撮影していると声かけられるかも・・・?
スクールも教える内容によって大分辺鄙な所、マンション内だったり裏路地とかにあったりして、検索数は意外とあります。マンションなどの場合は撮影できないケースもあります。
駐車場
駐車場は車に乗っていると検索しますよね。また出発前にも周辺駐車場を探したりするので結構閲覧数が伸びます。何台停められるのか、狭くないのか、料金はいくらか・・・などなど、知りたいことは山程あるはずで、写真としてアップできるものも、駐車場の俯瞰図や料金の看板、周りの道と入り口の関係(特に動画)などなど素材の宝庫だったりします。
警察署・役所
普段から毎日検索しないけど、いざ行くとなると絶対検索する場所。インスタ映えしないので撮影する人が限られていて、圧倒的に供給不足なのがこのあたり。
会社
お店はアップしやすいですけど会社ってあまり撮影しないですよね。けれどその会社を検索する人は色んな情報が知りたくて検索しています。
訪問するために検索する人もいれば、その会社がある所がどういう建物か、本当にその場所にあるのか、倒産してないか、という信用調査的な検索だったり。一部ベンチャーなんかは内装などをアップしていたりしますが、信用調査系の検索だと見たいのはそっちじゃないので競合しなかったりします。
僕の場合
ここまで挙げた例は大体イケるカテゴリですが、それ以外の僕の例をいくつか挙げてみます。
閲覧数トップ3
僕のアカウントの写真閲覧数トップ3は・・・1位はワークマンプラスのとある店舗です。ユニクロより安い価格でアウトドアウェアとかが買える、作業着のワークマンが始めた新ブランド。
数年前から徐々に話題になってきて、それで近くのお店を探している検索が増えているんだと思われます。これが1年かからずに23万回閲覧とかになっています。
その次が「辺鄙な所のスクール」。裏通りにあるスクールで、たまたま見つけてパシャっとやったのがグイグイ上がってきました。17万回閲覧されています。
3位が渋谷駅近くのとある会社。これもたまたま見つけて撮影してアップしたら、人材派遣関連ということで、面接に行く人だったり取引する会社だったりが検索しているのか、かなり閲覧数が伸びていきました。これが15万回とか。
ざっと過去のを閲覧数順に並べて見てみると、観光地で入っているのはやはりそんなにありません。銀座のロッテ免税店が入っていましたが、それでも1万回ちょっとくらいの閲覧数でした。
iPhone 11の写真は閲覧数多い?
あと直近で1つ「お?」と思ったのが・・・iPhone 11の超広角の写真でした。iPhone 11 Proに機種変更して、超広角の写真や動画をアップしたのですが、他のに比べて閲覧数が多い。簡単に3桁に行く感じです。多分一過性だと思いますが・・・。
なぜiPhone 11の写真が見られるのか、というと、超広角のアングルが物珍しい=アイキャッチになっている、ということかと。
超広角(13mm相当だそうで)の写真って、これまでは一眼で広角レンズつけるとか、GoProで撮るとか、ちょっと簡単に撮影できる画角ではなかったのですが、ここにきて一気に手軽に撮れるようになりました。今後あちこちで超広角の写真や映像が増えると思います。
実際に渋谷のスクランブル交差点でどれくらい変わるか雑に撮影してみました。一歩も動かずに連続で撮影したので違いが分かりやすいかと。
ノーマルの撮影
こちらがスクランブル交差点から普通の画角で撮影した写真。めっちゃパンフォーカスでキリっと撮れましたがそれはまた別の議論ですね。
超広角で水平に撮影
そのまま.5ボタンを押して超広角で撮影したのがこちら。周辺が流れているのと周辺光が回り込んだような仕上がりですが広く撮れているのがわかりますね。
超広角で下向き
そのまま下向きにして撮影するとこんな感じに。大分見慣れない構図の写真になりますね。
超広角で上向き
上向き目にアオリ目に撮ったのがこちら。どうやら左に街灯があったようで白っぽいですが、街灯の支柱のグニャリっぷり等、広角らしい、けどあまり見慣れない写真になりました。
動画も超広角でぐるぐる回ったりするとかなりグニグニした映像が撮れるのですが、iPhone 11以降、こういった写真がGoogleマップに増えると思います。パノラマや360度撮影は面倒臭いですがiPhoneなら簡単に撮影できるし・・・。
ということで、しばらく超広角の画像・動画はカウントは稼げる気がします。