地図対応のGarminスマートウォッチに海外マップを入れる方法です。
今年に入ってから運動の比重を一気にランニングに振っています。2年以上毎月ロードバイクで1,000キロ以上走っていましたが、今はランニングで月200キロ以上を目安に変えました。結構走れるようになってきたのと、伸びしろがランニングのほうがありそう、という点、それと時間効率ですね。
そんなわけで旅行や出張先でも毎朝ランニングをするのですが、そこで重要なのがGarmin Forerunner 955で利用できる地図とナビゲーション。
旅先ではなかなかどこを走っていいのかわからないのですが、Stravaのコース作成機能かGarmin Connectのルート機能を駆使しながら良さげなルートを作っては走っています。
数年ぶりの海外かも
さてそんななか仕事でどうやら東南アジアに行くことになりそう、ということで、Garmin Forerunner 955のマップ機能をチェックしてみました。国内販売のGarminなので・・・やはり海外マップはナシ。ナビゲーションは使えるのですが、地図は表示されないのでForeathlete 255のときと同じ無地画面にルートだけが出る状態です。
海外だと特に道の感じを確認したいので、解決する方法を探しました。別途有料のマップもあるようですが、2万くらいするそうで、これはちょっとの海外出張にはフィットしないので無料でできるものを探します。
すぐにOpenstreetmapベースの地図をGarmin用に変換して世界各国版のimgファイルとして提供しているサイトを見つけました。
2003年からやっているというUSERBEAMというサイトです。各国のマップファイルを週ごとに更新しているようで、目的地の地図をダウンロードしてGarminに転送すると使えるようになる、とのこと。
Garmin Forerunner 955への地図転送の方法
さて、地図ファイルのGarminへの転送方法ですが、Windowsは普通に充電ケーブルとPCを繋いでGarminのストレージが表示されたらそこにファイルをドラッグアンドドロップすればOKのようです。
955の場合は第1階層くらいにGarminというディレクトリがあるのでその直下にドロップすればOKです。Macの場合はひと手間あって、Android Filetransferというアプリを入れる必要があります。
Garminを接続してこれを起動するとフォルダが開くのであとはドラッグアンドドロップ。まぁそんな手間はかかりません。
タイのUSERBEAMの地図
さて、これらをやって訪問予定の2カ国のうちの1カ国はクリアできたものの、上のURLにもあるタイの地図が・・・なぜかバンコク周辺が入っていない。少なくとも表示されませんでした。
もっと北側のあたりだけ収録されている感じで・・・これは困った、と。
そこで見つけたのがこちら。
同じくOpenstreetmapベースなのですが、このサイトはダウンロードしたいところを自分で範囲指定して、ついでにマップの形式も指定して利用する、というサイト。面白いのは、マップ作成に生成する時間がある程度かかるので、キューされた状態を確認して、作成完了後にダウンロードして使うところ。
このページで他のユーザーからのリクエストとその処理状況が確認できたりします。みんないろんなところの地図作成をしていますね。
これでバンコク周辺を指定して依頼すると・・・できました。バッチリGarminでも表示されました。これでバンコクも走れますね。ルートは現地で決めますが。
ダウンサイズにもなるかも
最初に使ったUSERBEAMは国単位なので海外旅行とかだとほぼ一部分しか使わない可能性が高いですよね。bbbike.orgは好きな範囲を指定できるのでマップの容量が小さくて済みそうな気がしています。そういう意味でも利用範囲は高そうです。