カード付帯のプライオリティパス(Priority Pass)もデジタル会員証対応になるかも?

数種類のカードに無料交付されるプライオリティパスのデジタル会員証が使えるようになるかもしれません。

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すべてのプライオリティパスがデジタル会員証対応になる?

世界各地の国際空港のラウンジ利用ができるカード、プライオリティパス(Priority Pass)。このプライオリティパスを直接申込みすると最上級のプレステージは年会費4万円くらいしますが、一部のプレミアムカードだと無料で申込みが可能になっています。
といっても直接申込みのプライオリティパスと全く同じものがゲットできるわけではなく、券面が微妙に違ったり、プライオリティパスのアプリで表示できるはずのデジタル会員証が対応してなかったり、と差異があります。

この中でもデジタル会員証が使える・使えないの差は何気に不便ですね。デジタル会員証が利用できればアプリもそうですがiPhoneはウォレットに格納可能なようで、そうすると持ち運ぶカードが1つ減ります。まぁ厳密には対応していない空港ラウンジもあるようなので念のために携帯しておくほうがいいんですが。逆に「忘れた!」というときに助けてくれそうですよね。

クレジットカード特典のプライオリティパスはデジタル会員証非対応・・・?

このデジタル会員証、ウェブサイトにも以下のように記載されています。

会員特典 | プライオリティ・パス

デジタル会員カードが使える新しいアプリをぜひダウンロードしてご利用ください。ただし、金融機関を通じてプライオリティ・パスにご入会いただいた場合、デジタル会員カードにアクセスいただけない場合がございます。いずれのプライオリティ・パス会員証でもプログラム対象の世界1200か所以上の全ラウンジをご利用いただけます。

これはちょっと残念・・・。やはりクレジットカードでのプライオリティパス無料付帯は会員数増のための撒き餌でしかないのかも・・・。僕も無料でプライオリティパスのプレステージがゲットできる手持ちのカードがあるので取得はしているものの、デジタル会員証は使えなくて残念・・・という感じでした。

ところが最近このプライオリティパスのアプリがアップデートされてiPhone版はtouchID対応になったり、デザインも一新されたりするなか、ちょっと気になる記述がありました。

アップデートされたプライオリティパスのアプリ。すごくシンプルな画面になりました。そしてこのアプリの中のFAQにはこんな記載が。

現時点では、すべての会員様がデジタル会員証をご使用になれるわけではありません。当社はこれは貴重な機能と認識しており、パートナーと協力して今後のアップデートですべての会員様にご利用いただけるよう努めてまいります。

太字部分に注目!この文中で出てくる「パートナー」はすなわちカード会社、イシュアーの事だと思われ、このパートナー経由の会員もデジタル会員証を使える方向にする、というような記載が追加されています。

これは気になりますね・・・。そしてたまたまですがこのタイミングで楽天ゴールドのラウンジ利用に関しての改悪というか改変のニュースもありました。

「楽天ゴールドカード」、空港ラウンジの利用回数を年間2回までに制限 9月から - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」
楽天カードは、9月1日より「楽天ゴールドカード」に付帯する国内空港ラウンジサービスの内容を改定し、利用回数に制限を設ける。 現在は回数制限なく利用できるものを、年間2回までに制限する。9月1日から翌年8月31日までを1年間とする。3回目以降は各ラウンジの一般料金で利用できる。利用できるラウンジは国内各空港のほか、仁川国...

これによると楽天カードのゴールドにこれまで付帯していた空港カードラウンジの利用無制限が年2回に制限される、とのこと。

楽天カードは、9月1日より「楽天ゴールドカード」に付帯する国内空港ラウンジサービスの内容を改定し、利用回数に制限を設ける。

現在は回数制限なく利用できるものを、年間2回までに制限する。

このことから分かるように、各クレジットカード会社は会員のラウンジ利用回数に応じてラウンジ運営会社に利用料の支払いをしています。今回の楽天ゴールドの措置はそこを無制限にしていてもあまり会員へのメリットがない、または楽天プレミアムカードとの差別化のために数を制限したと思われます。

話は戻ってプライオリティパスですが、運営しているコリンソン・グループも同様にプライオリティパスホルダーの利用について各国の空港ラウンジ会社に支払をしています。なので同伴者は有料になるんですね。直接会員の場合は年間4万円の会員フィーの収益がありますが、クレジットカード会社の付帯会員の場合はそれが表面上なく、カード会社負担で支払っていると思われます。

ということでこれまではあまり「いいお客さん」ではなかったと思われるカード会社経由のプライオリティパス会員ですが、今回の措置はそれらも優遇して直接会員との差をなくしてもいいと思えるくらいカード会社経由の会員数が増えたのでは・・・?と想像できなくないですね。

カード経由会員の割合が少ない間は年会費も(多分)少ないし、それで利用頻度もそこそこある、というあまり利益がでる感じのない分類だったかもですが、それが無視できない規模になってくるともうそれを前提に事業を考えるしかない、というか・・・今度は逆に離脱されないようにする(カード経由のプライオリティパスは大抵1年ごとにリクエストしないと自動的に失効する)方向で考え始めてる・・・とかじゃないでしょうか。

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