愛用していて紹介するのを忘れていたGoogleトリップ(Google Trips)を紹介します。
目次
旅行好きに超オススメ!予定を自動でまとめるGoogleトリップ(Google Trips)。旅程の共有もできます。
Googleフライトもオススメなのですが、よく考えたらそれよりもさらにオススメなのがGoogleトリップ(Google Trips)。航空券やホテルなどネット予約した内容を自動でまとめておすすめスポットや旅程などを提案してくれるスゴイツールです。Googleフライトについてはこちらを。
飛行機にホテル、レンタカー・・・全部Googleトリップがおまとめ!
もうすでに旅行の予約をするのにネット予約は不可欠ですね。とはいえ、山程航空会社があって、旅行予約サイトもたくさんあるなかで、いろいろ組み合わせて最安・最適なプランを作っても確認するところが分散してしまってどれがどれだったか・・・という状況にもなりやすい昨今。
また渡航先の飲食店やおすすめスポットもガイド本のしおりだけではもう間に合わない・・・といった状況をスマホアプリ1つでまとめてくれて、さらにプランの提案までしてくれる、というアプリがGoogleからリリースされています。それがGoogleトリップ(Google Trips)。
Gmailから情報を引き出して自動で格納
このGoogleトリップ、1つだけ前提条件があって、航空券やホテル予約、レンタカーなどの予約メールを全てGmailで使っている事が必要です。Gmailから自動的にそういった旅行予約情報を読み取って、Googleトリップの中にまとめてくれる、という仕組みです。
Expediaなどで航空券やホテルの予約をすると予約内容の詳細のメールが送信されます。Gmailを通じてその内容を解析して旅行としてまとめてくれるのがGoogleトリップ。アプリを立ち上げるとこういう画面になっています。
これ、台北のホテル予約をした時や、大磯はプリンスホテルの予約をした時、箱根は・・・なんだったかな・・・?多分ホテルなんですが、その度にGoogleトリップでこういった形で旅行プランとしてまとめてくれるようになっています。
Googleトリップで出来ること
Googleトリップで出来ることは大きく分けて5つ。こちらはプーケット旅行の際のGoogleトリップの画面です。
予約の管理
Gmailから読み取った航空券やホテル、レンタカーなどの予約をまとめてくれます。追加出来る予約の種類は「フライト」「ホテル」「列車」「バス」「レンタカー」「レストラン」と自由記入の「メモ」です。このうちフライト・ホテルはExpediaなどの予約サイトや、JALやANAなどの航空会社からのメール、どちらも検出可能です。レンタカーはタイムズは大丈夫でした。
沖縄に行ったときの予約の管理。ホテル、航空券、レンタカー全て読み込まれています。また羽田空港の予約詳細はメモという形でここに残せます。
ホテルの予約の場合はこういった形で読み込まれます。
詳細を見るとこういった形でホテルの立地もマップで表示。確認番号も出てくるのでこれだけを見ていれば大丈夫な感じです。下のアドレスをタップすればGoogleマップも開きますし、電話もすぐにかけられます。
読み取りできるケースとできないケースがあるのですが、国内だとルートインホテルもこうやって読み取ってくれますw
マリオットも大丈夫です。
また、これは同行者とドンムアンで別れてそれぞれ別々の行き先にトランジットする、というトリッキーな予約なのですが、ちゃんとそれも両方認識してリストアップできています。
また、リアルタイムではターミナルとゲート、場合によっては遅延の情報などがここに表示されるようになっています。
保存した場所
Googleマップでは気に入った場所にスターを付けたりできますが、Googleトリップは旅行先のそういった場所をここで一覧として見ることができます。そう、Googleマップとも連携している機能です。
食べる、飲む
旅行先の地域からレストランやカフェ、バーなどでGoogleマップで高評価なところをリストアップしてくれる機能です。
おすすめスポット
人気スポットや屋内、屋外、寺院などその地域に合わせたスポットをカテゴライズしてリストアップしてくれる機能です。もちろんマップ上にそれぞれがどこにあるのかを表示することも可能。行きたい、と思った所は「行きたい場所」などのチェックをつけると「保存した場所」で一覧できるようになります。
こちらは沖縄の人気スポット。万座毛が一番ですね。その下のレビューやスターを見るとGoogleマップと連携している、というのがわかりやすいと思います。
沖縄の場合は「遠出するなら」というタブが出てくるので見てみると「美ら海水族館」「首里城」などが出てきました。基本那覇を中心に、ってことですかね?けど万座毛出てましたけどね・・・w
おすすめスポットはもちろんマップでも確認できます。表示してみるとこんな感じ。
日程
おすすめスポットで出ている場所を回る順番を提案してくれる機能。効率よくあちらこちらを旅先で回りたい、という人には最適な機能ですね。
こうやって見てもらうとお分かりの通り、GoogleトリップはGmailだけでなくGoogleマップとも密接に連携しているアプリです。いろんな口コミや情報が格納されていて、現地ではナビ代わりにもなるGoogleマップの情報を別軸から駆使しながら旅行に必要な情報をまとめてくれるのがGoogleトリップです。
こちらはプーケットでの日程。これを見ると寺院などを回るプラント、動物園などを回るプランを提案していますね。
Googleトリップで予約の共有もできる!
他の人と一緒に行く旅行プランの場合や、家族に旅行プランを前もって知らせておきたい場合など、共有ができると便利なのになぁ・・・と思っていたら、よく見たら「予約の管理」の右上に矢印ボタンが付いていました。これをタップするとGoogleフォトと同じような感じで共有できるようになっています。
これが共有できるといろいろと便利ですよね・・・。
共有された側はどうなる?
共有された側へ旅行プランはどのように共有されるのかも過去のプランを使ってチェックしてみました。
共有されるとこのようにメールが飛んできます。
メールを開いてみると、このような形で表示されました。見ると往路復路の航空券が表示されていますね。
往路の航空券を開いてみたところ。Gmailを使っているとこんな感じでメールの内容のサマリが表示されるメールがありますが、それはつまりGmail側でメールの内容を読み取った、ということで、そうした情報がGoogleトリップにも反映されるわけです。
他にもAmazonの購入メールなどもこういう表示になりますね。さて、今度は共有された側でGoogleトリップを開いてみます。すると・・・ちゃんと反映されていました!空っぽのはずのGoogleトリップに沖縄の予定が追加されています。
中の予約の管理を見ると・・・航空券だけではなく、ホテルやレンタカーもちゃんと反映されていました!
これを見る限りは・・・メモは共有されないようですが、共有する側で手入力で作成した予約も共有するとちゃんと反映されますね。稀にANAの航空券予約メールも読み込まれないことがあったので、この機能は便利だと思います。
オフラインでも利用可能。入国カード記入に超便利!
海外旅行の際の機内でほぼ必ずあるイベントと言えば・・・入国カード(Arrival Card)の記入。ペンをちゃんと持っておく、とか物理的な準備も必要ですが、カードに記入するのに必要な情報として、滞在先のホテルの名称、住所などの情報があります。僕もこれまでは入国カード記入用にホテル住所のスクショをスマホで撮っておいたりしていたのですが、実はGoogle Tripsはデータの読み込みさえしておけばオフラインでも利用可能なんです。
なのでWiFiがつながってなくても機内でGoogle Tripsアプリを立ち上げて、滞在先ホテルの情報をタップすると・・・ちゃんと住所が載っているので、ストレスなく入国カードの記入ができます。
こうやってまとめて改めて見てみてもすごく便利ですね。
2年位前から愛用している割には、あたりまえに使っていて紹介するのを忘れていました。Googleトリップはかなり便利なのでぜひインストールして活用してみてください!