2022BRM319神奈川200km都筑 完走。

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今年最初のブルベ完走しました。

2022BRM319神奈川200km都筑 完走。

昨年コロナで中止が相次ぎ、結局1回しか参加できなかったブルベですが、今年は手始めにまず200参加して完走してきました。舐めてかかったのか反省の多いロングライドでした。

参加したブルベの告知はこちらです。

実際に走ったルートはこちら。

ブルベとは

いきなりブルベと言い切っていますがなんのこっちゃ、なので一応解説を。

ブルベとは指定されたルートを指定の時間内に独力で走り切る、というイベントです。競技、という感じはありません。着順とかつかないですし。距離は200、300、400、600・・・とあってそれぞれ時間内に完走するとちゃんと走れましたよ、という認定が出ます。有償でメダルを買うことも可能です。200のメダルは昨年買ったので今回は買わず。(メダルに~2023と書いてたので)

ちゃんと走った証拠としてスタート・ゴール時の運営スタッフによるサインや、CPと呼ばれるチェックポイント(コンビニが多い)やフォトポイント(ブルベカードとランドマークを撮影する)でのレシートや写真を後で提出します。要はXXキロ走独りでできたもん、というイベント。

BRM319神奈川200km都筑

さて今回参加のBRM319都筑ですが、スタートは港北のセブンイレブンから。マンボウ下での実施なのでスタート・ゴールにはスタッフはおらず(様子見にかいらっしゃってましたが)、レシート打刻をスタート・ゴール時刻とみなし、その他CPも無人、という形のN2BRM形式での開催でした。

事前準備

事前に定められた装備、自転車、前照灯、尾灯、ベル、ヘルメットと反射ベスト(これがブルベっぽい)を準備するのは当たり前ですが、個人的に一番重要視したのはスマホ周り。ブルベではキューシートと呼ばれる道順表があるのですが、たいていRideWithGPS形式のルートが公開されるので僕はこれがメインです。

GPSバリバリ使うのでスマホは充電必須。また長い距離を走る間のお供、Podcastを聴き続けられるように骨伝導イヤホンは予備を1つ持ち、それ用の充電器、5,000mahくらいのを1つ持ちました。

ちなみにフォトポイントはスマホで撮影しますが、それ以外の景色撮影用にinsta360 Go 2を使いました。サイクルキャップのつばにクリップで固定、都度ボタンを押す、という撮影方法です。

当日朝

集合場所の港北のセブンは自宅からは16キロほどなのでロードバイクでそのまま直行。スタートは6:30を指定していたのですが、コンビニ開店が6:00からで、実際それよりも早く着いてしまいました。

仕方がないのでそのへんをゆったり流していたのですが、早朝6時前はまだ寒く・・・。

そんなこんなでスタートです。セブンでポカリを買って出発時刻タイムスタンプとなるレシートをもらって、ポカリをボトルに移し替えて出発です。港北からずっと南下してくのですが途中みなとみらいや赤レンガ倉庫などを通ります。

このあたりは早朝で交通量も少なく、できるだけ30キロ巡航で……と走っていました。

1つ目のフォトポイントは港の見える丘公園入口の案内板。中華街を抜けるといよいよです。

公園に入ってすぐ撮影。ついでに自転車と案内板も撮影したりしていると別の方が到着。お先に失礼します、と次へ向かいます。

CP1となっているコンビニを通って、そこからミウイチ、三浦半島一周コースへ。ここまではまぁ普段もやってるくらいの感じなので楽勝ペースでした。途中にある2つ目のフォトポイントで撮影。

このフォトポイントでは宮川公園の看板とブルベカードを一緒に撮影、というのが要件だったので撮影しました。左がブルベカードの表紙、その後ろは防水用の100均の袋です。

この公園には地元のローディさんたちが集まってました。朝練かなぁ。この後の坂で次々と抜かれました。

この後葉山あたりを抜けて湘南海岸方面へ。このあたり住宅も個性的ですが車もキャラ立ちしたのが走ってます。

気温はあまり上がらないものの雨もふらずまぁまぁ爽快な感じ。

江ノ島が見えてきました。海はサーファーで賑わってました。

降雨と電源危機

さて、ここから秦野の方の山間部に入っていくのですが、そこで2つの問題が。1つは予報では夕方からだった雨が早くも降ってきたこと。まぁブルベだと雨は降って当たり前、的な所もあるのですが実は2回めなので初めての雨。

それよりなによりルートナビとして使っているRideWithGPSを入れたiPhoneの濡れが心配。と思ったら「充電足りません。低電力モードにします?」のメッセージ。あれ?モバブーつないでたけど?

そしてそのiPhoneに電源供給しているモバイルバッテリーの残量が・・・のこりわずか。30,000mah超えのバッテリーを接続しているのですが、謎の中華製のせいか、突然給電が止まっていたりすることがあって気にはしていました。にしても容量に対して減るのが早すぎる。

理由はおそらく3つ。

  1. 前日に充分に充電していなかった。当日インジケーターはフルに点灯していたが、前日の朝ライドで使ったままだったりで実際にはフル充電ではなかった可能性。
  2. 屋外の明るさにつられてiPhoneの自動輝度設定が最大になっていた。一番バッテリーを食うディスプレイが結構高い輝度で点灯し続けている。
  3. 中華バッテリーの信頼性の問題?

とにかくiPhoneが使えなくなるとルートがわからなくなる(キューシートもiPhoneの中)のでDNF(Do Not Finished、いわゆるリタイア)確定。そこで急遽対策を講じました。

  1. RideWithGPSから吸い上げたGarmin Edgeのルートを利用する。
  2. iPhoneは画面オフ、予備の5,000mahバッテリーからとにかく充電する。

事前に念の為にGarminにマップを読み込んでおいたのが助かりました。とはいえ今度はGarminのバッテリー残を気にしないと。こちらが動かなくなると走った軌跡ごとなくなります。

そして・・・次の問題が雨濡れによるiPhoneコネクタの水濡れ検出。これが検出されるとLightningからの給電ができなくなります。

これについては雨予報の時点で対策は練ってきていました。雨対策グッズは2つ。

  1. iPhone用防水ケース。Lightning周りに蓋状のキャップが付いたもの。
  2. 薄型のmagsafe充電器。

水濡れ検出されているのでiPhone用防水ケースはもう使えません。なので薄型magsafe充電器の出番。こんな感じでスマホホルダーとiPhoneの間に充電器を挟みます。これが・・・なんとOK。Lightningが使えなくても充電できます。

惜しいのが防水ケースとmagsafe充電器が併用できないところ。充電器の幅と防水ケースの枠のサイズが数ミリ合わなかったです。次回は防水ケースを最初からつける事にします。それで駄目ならmagsafeにスイッチ。

さてこれでなんとかナビ体制が復活しました。基本Garminでルートを見ながらややこしい所や次のCPなどは都度iPhoneをオンにしてRWGPSで確認です。
 

あとは雨の路面で落車しないように・・・・注意深くかつ速く走ります。

一旦雨はやみましたが今度は夕方の交通で道が混み始めます。他のブルベ参加者と列になることが増えてきます。

そして最後のCP後、残り30キロを残す所で日は落ちて、今度は豪雨に……

もうとにかく無心でペダルを漕ぎます。気温も一気に下がり一桁台に。雨と相まって停止していると体力が奪われる感じに。とにかく走る走る。
   

ゴール地点、朝出発したコンビニに戻ったときはもうとにかく終わらせることしか考えられないくらい寒かったです。やはり2回目って慢心があったりで怖いですね……。

次回の課題

初回のブルベはとにかく走りました、って感じでしたが、今回は色々と経験になりました。次回300キロブルベがまたあるのでそれまでの課題はこんな感じです。

  • 速く走ろうとしない。力を抜いて楽に走ること。
  • 休憩はペースを落とすので最小限にすること。
  • バッテリーの充電は確実に。予備も大容量を持つこと。
  • iPhoneの輝度設定は自動調整にしない。思わぬバッテリー消費になることも。
  • 防水対策はしてから出発する。後では間に合わない。
  • 荷物は余裕を持って入れられるものに入れる。バッグのサイズで携行品の上限を決めない。(今回ウェストバッグでしたが次回はバックパックにします)

距離が伸びれば伸びるほど体力が必要なので一時的にパワーを使うと後が辛くなりますね・・・。

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