思い立ってDAHON K3を買いました。初日インプレです。
目次
DAHON K3を買いました
前々から気になっていたDAHON K3をふと思い立って買いました。届いてまず乗ってみて、の感想は・・・思ったよりいい感じでした。その辺のインプレを。
思い立って買っちゃう、というのはちょっとこれの経緯と似てますね。
DAHON K3
前々から気にはなっていたモデルです。
もともと折り畳み自転車からサイクリングに入っているので、持ち運びが簡単な自転車、というのは気にはなるものです。
購入に際しては並行して同じくDAHONの折り畳みロードのDAHON Speed Falco RBも気になって検討していました。旅行先に持って行きたいな、と思ったのがきっかけなんですが。
もともと持っているLINK N8は、走行時に謎の軋み音があるので暖かくなったら何が問題なのかを調査しようと思っていますが、やっぱり持っていても他の折り畳み自転車は気になりますね。
ワイズロードのセールで値引きがあったので結局DAHON K3を買いました。14インチというのはちょっと怖いところもありますが、7.8kgという車体とめちゃくちゃ小さくなるフォルムは魅力的でした。本当によければ家族分買って車で運ぶのもいいな、と思ってたり。
防犯登録へ
オンライン購入で販売店での防犯登録がなかったので、とりあえず届いた翌日に防犯登録へ。その時に5キロばかし乗りました。
実際の車体はこんなです。
これまでの完成車の購入も回数重ねてるので、事前に必要そうなパーツは先にAmazonで購入して、車体が届いたらそのままつけました。といってもDAHON K3の場合はそこまで色々つけたい、とは思わなくて、基本的にはシンプルに乗りたい、という感じ。初期装備で買ったのは以下です。
初期装備のオプションパーツたち
とりあえず車体が届く前に調達していたパーツは以下です。
ライト
これは絶対に必要で、ロードなどはOlightのRN1500一択なんですが、K3はそこまで気合い入れなくても、ということで、前から気になっていたXOSSのライトにしました。安いし。
リアライトもXOSSの四角い小さめのやつを買いました。リアランプも個人的定番のOlightの縦長のやつは折りたたみの時に邪魔になりそうかな、と思ったので、今回は色々試してみよう、ということでXOSSなどの中華ブランドをチョイス。
バーエンドミラー
個人的には絶対必須なもののひとつ。公道を走る以上はバックミラーは必要なのでいつものCATEYEのやつをチョイス。
ロック
これも外で乗るなら絶対必須。いつもの1,000円台のダイヤル型のチェーンを買う。写真の位置はペダルが巻き込んで速攻アウトなのでハンドル根本に巻き付けます。
スマホホルダー
まぁあると便利なものなので、Bonesのディスカウントされている昔のモデルを買いました。
サイコンマウント
とりあえずいるかなー?くらいの感じでROCKBROSのやたらアームが長いGarminマウント+下面GoProマウントのやつを買いました。つけるのかな・・・。なんとなくライトのマウントは色々試行錯誤しそうな気がしたので。
Garminマウントもサイコンつけそうな気はしない(こういう自転車だったらForeRunnerで充分な気がする)のですが、RAVEMEN FR160のデイライトは付けそうな気がしたので。
乗ってみてのインプレッション
とりあえず防犯登録するためのあさひへの往復プラスアルファくらい乗った感想ですが・・・
クセのある変速だけど意外に走る
フロントシングルでリア3速、というシンプルすぎる構成ですが、意外にこれでOKな気がします。シフターがラピッドファイヤー的なのが右につくのですが、意外にもアップダウン両方前に押す、という意外性のあるシフターでした。
ローは結構軽くて街乗りだとこれで行き切る人もいそうな感じ。トップはそこそこ重くてロードだとアウターでリア16Tか18Tくらいな感じかなぁ・・・。
なのでそこそこ走ります。Garmin ForeRunner 955からStravaにデータあげてみたら近所を走ってるだけですが30キロ弱くらいまで出てました。
もっとちゃんと漕げる道だったら30キロは届いた気がします。まぁなのでロードで街中走るのの2〜3割引くらいのイメージじゃないでしょうか。
ディレイラーガードは必要
リア3速、ということで交換しづらいオリジナルパーツがリアについていて、かつ14インチという特殊サイズのタイヤ。そして折り畳み。リアディレイラー破損リスクが高そうです。現物みて「あ、これはいるな」と普通に思ったので早速Amazonで発注。
クイックリリース固定のタイプはディレイラーワイヤーを1回外す手間があるそうで、フレーム固定型のものにしました。
スタンドはあると便利
今回中国発で間に合わなかったのですが、センタースタンドはつけといたほうが良さげです。このサイズの自転車だと立てかける場所も逆に小さすぎて難しい。とはいえ絶対に地球ロックしておかないと簡単に持っていけるサイズです。
ビッグアップルは多分やらない
DAHON K3のカスタムで定番になっている、14インチタイヤで2インチのシュワルベのビッグアップルへのタイヤの換装。デフォルト1.30から2.00にすることでエアボリュームアップ+径アップ、事実上若干のインチアップになって、乗り心地向上+トップスピードアップ、となるそうです。
ただデメリットとしてリアディレイラーのタイヤへの干渉リスクや、リアホイールの負荷増によるスポーク折れやリム割れなどがあったりするそう。
これ、色々みていると、たまたまシュワルベに14 x 2.00のタイヤがあったからやってみたらそこそこうまくいった、という感じが否定できなくて、結果ディレイラー干渉やホイールトラブルに繋がってそう。なので1.75あたりの負担控えめのタイヤ換装になりそうです。
といっても、初日乗ってみた限りではデフォルトのタイヤでもそんなに乗り心地が悪いわけでもなかったです。ロードは28Cと25Cですが、特に25Cより乗り心地悪いか、と言われるとそんなこともなく。
ネットのレビューだと「デフォルトはダメ」と「別にそこまで」と二つに分かれる感じなんですが、おそらくK3で初めてスポーツバイクに乗りました、という人と、ロードとかからの移行組のインプレの差じゃないかと。デフォルトのサドルも肉薄目なのでこれでいいや、と思えたりしたし。
ポンプが使いづらい
DAHON K3の初期タイヤ、というか初期チューブは仏式バルブでした。こっちは助かるのでエア入れようと思ったら、ホイールが小さすぎてちょっとパナレーサーのバルブが入りづらい・・・。これ、例のポンプとセットになってた延長チューブとか必須ですね。
若干の収納が欲しい
上のポンプ用エクステンダーだったり、一応念の為のマルチツールだったり、若干量のツールを車体につけときたいです。とはいえ空いているスペースはシート下くらいしかないので、Amazonで謎の中華系の小さめのサドルバッグを買いました。
中にはマルチツールと上のポンプ用エクステンダーくらいを入れとく感じでしょうか。入れば14インチ用のチューブ1個くらいは入れておいてもいいかも。
軽いけどそんなに軽くない
7.8キロ、色々つけて8キロ台、と、12キロ前後が普通のフォールディングバイクからすると相当軽量ですが、とはいえこれを裸で持っていると「めちゃくちゃ軽い!」とはならず。重いです。やっぱ8キロだし。2リットルの水4本ですし。
どちらかというと折りたたみ後のサイズの小ささのほうが優秀。これだと・・・ミニバンだと立てて並べて3台いけそうな気がする。
あと畳んだ後ってサドルを取っ手として持ち運びしそうな感じですが、サドルの固定が8キロに耐えなさそうな感じがしました。
総論
初日だけでなんともいえないですが、ちょい乗りにはオーバースペック目のクオリティだと思いました。とはいえ、普段乗り以外で使うとなると、思いつくのは旅先でしょうか。
車で運ぶなら余裕です。けど飛行機だと・・・微妙かなぁ。とりあえずIKEAの衣装袋には余裕で入りましたけど。