シンガポールとジョホールバル間の移動にGrabは使えるのか?というのを調べてみました。
シンガポール=ジョホールバル間はGrabで移動可能?
今度シンガポールに行った時にぜひ隣国マレーシアのジョホールバルに行こうと思っています。その際に大変そうなのが陸路の国境越え。
シンガポールからジョホールバルに渡るためには電車、バス、国際タクシーと3つの方法があるそうですが、その中で唯一タクシーだけが割高ながら楽そうな感じです。電車やバスは一旦降りてイミグレに行く必要があるようですが、タクシーだと車内から出ずにドライバーがパスポート提出して終わり、だそう。
けど・・・よく考えたらタクシーでの越境がアリならライドシェアのGrabもアリでは・・・?と思って調べたのがこのページ。
配車アプリのGrabは13日、GrabHitch JB-SGサービスとしてシンガポールとマレーシア・ジョホール州との間の相乗りサービスを6月20日から開始すると発表。
記事が何年のものなのか分からないのですが、GrabHitch JB-SGというサービスを提供している、と記載があります。調べるとGrab Hitchというのは相乗りサービスで、ドライバーの行先と登場希望者の行先が合うと有償で相乗りできるサービスのようです。有償のヒッチハイク、というとこなんでしょうか。
Google Mapで調べてみる
一応滞在候補のホテルまでGrabでいくらかかるか確認してみました。
シンガポールのチャンギ空港からマレーシアまで・・・なんとちゃんと価格が出ました!一番安いGrabShareで27SGD(シンガポールドル)、2,200円くらい。安い!高くても3,000円程度で行けそうな感じ・・・。じゃぁ実際のGrabに切り替えてみましょう。
あれ・・・。なんかルートが出ないですね。一応GrabShareで26シンガポールドルとか出てはいますが・・・。それに、国境越えがGrabで行ける、というのは旅行者からするとものすごいメリットのはずなのに検索結果にほとんど見当たらないのも気になる・・。
Grabのサイトでちゃんと探してみた
Grabが提供しているのはGrab Hitch JB-SGというサービスのようなので、それを軸に検索してみました。
すると・・・。
「GrabHitch SG-JBの次は何が?」というページがありました。下には「GrabHitchの越境プランは2017年6月21日に中止しました」と。これに関する記事もありました。
If you were planning on booking a ride-sharing service from Singapore to Johor Baru this weekend, you should probably reconsider your transport options beforehand.
もしシンガポールからジョホールバルをライドシェアで予約しようとしているなら、多分事前に移動プランを再考したほうがよさそうだ、という文で始まるビジネスインサイダーの記事。
これを見るとマレーシア側からこの越境ライドシェアを止めるよう要請があったとのこと。今後こういった越境ライドシェアを提供する予定はないそうです。
まぁ・・・入出国というナイーブな手続きをライドシェアで通過する、というのもなかなか豪快ではあったので仕方がない措置だとは思います。個人的にはライドシェアというよりも、国際タクシーの配車サービスとしてGrabを使いたかったのですが、これは残念ですね。