AMP対応はちゃんとやるか、でなきゃやめた方がいい?

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AMPエラーの対応を粛々とやっていますが1つ見えてきたかも、という事があります。AMP対応するならする、エラー対応できないならAMP対応止めたほうがいいかも。

AMP対応はちゃんとやるか、でなきゃやめた方がいい?

溜まりに溜まったこのサイトのAMPのエラー対応を粛々とやっていますが・・・1つ見えてきた事があります。
それは「AMPのエラー対応はちゃんとやるか、無理ならサイトのAMP対応自体をやめた方がいい」ということです。

というのも現在のSearch Consoleで表示されているAMPのグラフを見た限りではそう思わざるを得ない内容になっています。これがそのグラフ。

Search ConsoleのAMPグラフ

去年から持ち越していたAMPエラーの数が赤い棒グラフ。その上に線グラフになっているのが表示回数。おそらくAMPでの検索結果での表示回数のことだと思われます。
真ん中あたりでグッとAMPエラーが減っているのはAMPのエラー基準が変わったか何かだと思います。表示回数も比例して減っているので。
そして後半ちゃんとAMPエラーの対応を始めてからは一気に表示回数が増えています。
エラー放置の状態からAMPページの露出は3倍になっているのがわかると思います。

ココ最近で対応しているAMPエラーについての記事はこんな感じです。

AMPエラー対応:タグ「style amp-custom」内のテキストに「CSS i-amphtml- name prefix」が含まれていますが、これは許可されていません。
AMPのエラーの対応になんか追われています・・・。
「AMP HTML タグの属性で指定されたレイアウトが無効です。」がプラグインで解決した件
少し前からSearch Consoleで「AMP HTML タグの属性で指定されたレイアウトが無効です。」のエラーに悩まされてました。が解決...

Search Console側、というかGoogle側でAMPの基準は都度変わっていくので、これまで問題なかったページも突然AMPエラーの対象になることがあります。
またWordpressなんかだとAMP自体はいじってないけどプラグイン側の対応、アップデートなどでAMPエラーになるケースもあります。
そういう意味でAMPってまだまだ発展途上だし面倒くさい対象でしかない感じもあります。

エラーのあるAMPページは表示されない

当たり前といえば当たり前ですが、エラーが出たとされるAMPはGoogleの検索結果では表示されないようです。Googleアカウントにログインしている状態だと、自分のサイトは「このページはAMPエラーがあります」とか表示されているんですが、一般の検索結果では通常のHTMLで表示されているみたいです。

AMPにしたから上位表示されるか?というとそういうこともなさそうです。が、少なくともGoogleが言う所のユーザー体験はAMPの方に軍配が上がります。
Search ConsoleのAMPの表示回数の増加は、実際はその分通常のHTMLページの表示が減っていると思うのでトータルは変わらないと思いますが、少なくとも検索結果でクリックされた場合のコンテンツ表示は速くなっているはずで、そこでサイトの評価がちょっとでも上がるかもな・・・?とは思います。

エラーが出た後の検証ですが、かなりの数のサイト対応があるせいか、ものすごく遅いです。エラーが多発したころに200オーバーだったAMPエラーページがまだ150くらい残っていて、なにかエラーで引っかかるたびに止まって、また再開するまでちょっと時間がかかり、というかなり面倒な作業が継続します。
夏休みの宿題じゃないですが、溜めるとあとで後悔するような仕組み。

Adsenseの単価が高いかも・・・?

これは確信もないし、あっても確定的に言うとアウトだと思いますが、なんとなーく広告単価が高い印象を受けています。
特段変わったタグを仕込んでいるということもないのですが、なんとなくクリック単価は高い印象。

総論
AMP対応をすることで順位が上がるか?「上がらない(と言われている)」
ユーザー体験は上がるか?「多分」
広告単価は上がるか?「かも」
時間はかかるか?「かかる」
という内容で、AMPエラーページの順位が下がってないか?「わからん」
というダウンサイドリスクも無いと言い切れないなか、中途半端にAMP対応して安心したつもりになるくらいなら、オフにしちゃったほうが時間は有意義に使えそうな気がしています。

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