Dahon K3で飛行機輪行

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Dahon K3で宮崎へ飛行機輪行してみました。

Dahon K3で飛行機輪行

宮崎に行く用事があったのでDahon K3持参で飛行機輪行してみました。同じようにDahon K3で飛行機輪行しようと思っている方の参考になれば。

出発前

まず出発の羽田空港の前に・・・。Dahon K3はIKEAのDimpaという大きめのビニールバッグに入れています。Dahon K3界隈(?)では結構定番のようで、ほんとにK3が問題なく入ります。IKEAにわざわざ買いに行くのが面倒な人はAmazonでも買えます。

Dahon K3を畳んで入れると隙間だらけなので今回はハンドルにつけるバッグとヘルメットを入れていきました。容量的には問題ありません。

とはいえ羽田空港までは車で行きました。8時前の便なので駐車場はまぁいけるだろう、と。おろしてスーツケースと並べるとこんな感じ。

車体が軽いDahon K3ですが、やっぱりDIMPAの手提げだと肩に食い込むのでスーツケースと一緒にカートを使いました。

ちょうど時期的に寒いんだか暖かめなんだか分かりづらい時期だったので着替えをちょっと多めにしたら機内持ち込み可能なスーツケースに入らずで、中くらいのケースにしました。実は・・・後でわかるんですが、これ合わせて22キロで預託手荷物無料の上限20キロをちょっと超えてました・・・。

Dahon K3側があとで確認したら11.4キロとかですかね・・・。車体が公称7.9キロですが、プラスでペダルや1.75にしたタイヤ、ライト、サドルバッグ等々の付属品、同梱したヘルメットとバッグ、でそんな感じ。結構増えますね。DahonとかTernの20インチミニベロの公称値くらいです。

とはいえTern Link N8も飛行機輪行したことあるのですが、車体サイズや重さは段違いでした。20インチは結構かさばりますが、Dahon K3は小脇に抱えるくらいの感じではあります。

羽田から出発

さて、羽田空港はANAなので第2ターミナルからになります。羽田空港は今では預託手荷物は専用の自動預入機がほとんどなのでカウンターを探すのにちょっと手間取りました。結局端の方にありましたが・・・インバウンド観光客などで結構並んでました。やばい。間に合うか?

そういう時のために出発時間の45分前、要はギリギリの人用のレーンが別途あります。こちらに並ばせてもらって預入。サーフボードの人もいました。

優先レーンですが、自転車の預入とわかった時点で、車体をチェックする別の要員がいるとのことでしばらく待ち。実際いらっしゃった方はバッグに入ったまま車体とサドルバッグの中身を確認していました。CO2ボンベなどの確認だったようです。

で、前述の通り、チェックはOKでも重量が2キロオーバー。スーツケースから充電アダプタやミニルーターといったホテル通信セットをバックパックに移してなんとかOK。

そういえば、行きの羽田ではバッグのどちらを上にするかを聞かれませんでした。立てたのかな・・・?

自分も検査場を通過して、その後搭乗してからしばらくするとDahon K3(とスーツケース)につけてるAirTagから通知。

やっぱりAirTagつけとくのは安心ですね。

宮崎着

約2時間のフライトを経て宮崎ブーゲンビリア空港に到着。受け取りはベルトコンベアーではなく別の場所にグランドスタッフが置いてくれています。確認をして受け取りです。

宮崎空港駅から電車で宮崎駅へ。たまたま来た車両が特急のソニック・にちりんだったので車両内に荷物置きがあります。

そして宮崎駅に到着。ここで検証したいのは、Dahon K3はロッカーに入るのか?

宮崎駅のロータリー側にあるこのロッカーで試します。

ロッカーのサイズは大中小の3つがあります。大のロッカーに入るかな・・・?

試しに入れてみたら・・・入った!入りました。

奥行きがちょっとギリギリな感じですが、それ以外はオールクリア。ちょっと斜めに入れることで問題なく入ります。折りたたみ時のペダルの位置もちょっと関係するかもです。

 

このロッカーの詳しいデータがありました。

とはいえホテルは予約しているので結局チェックイン前にホテル寄ってフロント預けましたが・・・。チェックイン後に部屋で組み立てました。Dahon K3は組み立ててもコンパクトなのでビジネスホテルの部屋の中でもあまり邪魔にならないですね。

   

宮崎を走る

実はDahon K3では購入してからまだ長距離は走っていなくて、近場を数キロ走ってばかりでした。今回の宮崎飛行機輪行でそこそこ長距離に乗ってみたい、というのが今回の輪行のテーマ。

といっても帰りの飛行機の時間と日の出の時間との兼ね合いでそれほど時間も取れないので、とりあえず十数キロ離れている青島神社までの往復をやってみました。

かなり風が強いのでスタンドで立てても風にあおられてすぐ倒れそうな感じ。道はところどころ舗装が悪いところがあるので注意しながら走ります。

ルートはこんな感じです。

この写真、ライトがちょっと上を向いている感じですが、フォークの取り付けとホース類が干渉していてちょっと危険な状態になっていました。

こんな感じの取り付け。XOSSのライトのGoProマウントが後ろ側がちょっと膨らんだ形状になっていて下を向いてしまうので、GoProマウントの短い延長ステーをかましているのですが、それでライト位置が上に上がった分、ホースと干渉する、という悪循環。これは要改善。

 

一応ゴムバンド固定のハンドルマウントもつけてあるのでそちらに変えるかもしれません。ちょっと無理しすぎな気がします。

なんだかんだで青島神社着。日の出少し後くらいでめちゃくちゃ逆光です。

ここまでの道路はだいたい平坦なので問題なく来れましたが・・・帰りが強風向かい風で大変なことになりました。

  

走ってみた所感ですが、1.75に変えたタイヤでやはりシフト感がかなり変わっていました。初期状態の1.3のタイヤの場合、

ハイ:スカスカ
ミドル:ゆるっと街中向けの重さ
ロー:そこそこしっかり踏む感じの高速用

という感じだったのですが、タイヤ交換後は

ハイ:街中用軽め
ミドル:しっかり踏むとちょっと軽い感じだけど汎用性高い
ロー:結構踏みこむ。街中だと使いづらい

くらいの感じまで変わっています。空気圧もあるかもですが。大体ローが11Sのロードで11-30とかだと2か3速くらいの感じでしょうか。スピード化された割には姿勢が起きてるので向かい風だとすぐにミドルに落とす感じでした。

戻りで羽田へ

さて帰りの便です。宮崎駅からはJRで移動します。宮崎空港行の電車が今回はソニックにちりんではなく普通車両だったのですが、こんな感じで乗せることができました。

宮崎ブーゲンビリア空港は手荷物は有人カウンターオンリーで、事前にカウンター前のスケールでスーツケースとDahon K3が何キロかを確認してから渡しました。

ぶっちゃけスーツケースとDahon K3合わせて20.2キロでしたが四捨五入で収まっていれば特に問題はなさそうです。たまたまDahon K3だけカウンターのスケールに乗ったタイミングがあったので目方を入れて撮影。11.4キロ。

なんだかんだで結構重くなるもんですねー。Dahon K3を買った前後に輪行用にハードケースとかを探したりしていましたが、たとえばこのハードケースだとそれだけで7.5キロ。

IKEAのバッグはそんなに重さないと思うので、このケースに入れて飛行機輪行するとそれだけで20キロ近くになるんですね。ということはやっぱり国内ならこういうソフトなケースで正解かも。

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