今回のCanyon購入で思ったことです。
目次
海外ロードバイクを買うなら早く買わないと?
Canyon Ultimateを買うにあたって、色々なメーカーを調べました。

その中で思ったのが、今後海外ロードバイクって年々高くなるのでは?ということ。今はコロナ禍で部品調達が難しい、というのもありますが、それだけでは無い気がしました。
ロードバイクメーカーは一部を除いてほとんどが海外のメーカーで、当然為替の影響があります。ここしばらくは円安傾向が続いているのでこれが価格に影響しているのは確かだと思います。
言われる日本円の価値、購買力平価が下がっている、というのもあるのかなぁ、と思います。つまり日本が貧乏国になってきて、海外製品が手が届きづらくなってきている、ということです。
ロードバイクの2021・2022モデル比較
Canyon Ultimateが届いてからしばらくしてスペックを調べようとしてサイトを見てみたら、こんな表示が出ました。お、買ったのって2021モデルだったのか。
まぁ別にそれはそれでいいんですが、どこが変わったかのは気になります。確実に価格は上がっていて一安心?的な感じですが、実際のスペックも見てみたら・・・パワメがついてました。それで4万円アップ。あとタイヤが25Cから28Cに変わってる、とかそんなくらい。まぁ良心的な内容な気はしますが、他のメーカーだとめちゃくちゃ上がってるケースもあるので改めて調べてみました。
これがスペック以上に価格が上がっていたら相対的に日本で海外ロードバイクを購入するのに高くなっている、ということかな、と思います。
まずはCanyon Ultimate cf sl 8 disc。
Canyon Ultimate cf sl 8 Disc
WMNについてた4iiiiのパワメが付きました。あとBBが変わってタイヤがGP5000の28Cになっています。一体ハンドルはCP10からH36に変わってますが、リーチとドロップは同じ。ということはGarminマウントを付けるネジ穴位置だけ変わった感じかなぁ。
| Canyon Ultimate cf sl 8 Disc | 2021 | 2022 | 
| 価格 | ¥299,000 | ¥339,000 | 
| フレーム | Canyon Ultimate CF SL Disc Material: Carbon (CF) | 同じ | 
| フォーク | Canyon FK0051 CF SL Disc | 同じ | 
| リアディレーラー | Shimano Ultegra R8000 SS | 同じ | 
| フロントディレーラー | Shimano Ultegra R8000 | 同じ | 
| スプロケット | Shimano Ultegra R8000 11-30 11s | 同じ | 
| クランク | Shimano Ultegra R8000 ギア比:52/36 | 4iiii Precision Ultegra R8000 Power Meter | 
| ボトムブラケット | Shimano Pressfit BB72 | Token Ninja Lite BB4124 PF86.5 | 
| チェーン | Shimano HG701 11-speed | 同じ | 
| シフト/ブレーキレバー | Shimano Ultegra R8020 2s | 同じ | 
| ブレーキローター | Shimano MT800 | 同じ | 
| ホイール | DT Swiss P 1800 Spline db | 同じ | 
| タイヤ | Continental Grand Prix 5000 25mm | Continental Grand Prix 5000, 28 mm, skinwall | 
| ステム | Canyon CP10 Aerocockpit CF | Canyon H36 Aerocockpit CF | 
| ハンドル | ||
| シートポスト | Canyon S13 VCLS CF | 同じ | 
| サドル | Selle Italia SLR Boost Superflow S manganese | 同じ | 
Canyonの場合はパワメ=4万円、と考えることもできなくないので、キャニオンに関しては特段値上がりした感じはありませんでした。では他のメーカーで見てみます。
Specialized Tarmac SL6 Sport
こちらはなかなか凶悪な値上げ。11万アップです。それで・・・スペック的にはリアディレーラーがGSミディアムケージからロングケージに変わった以外は変更はなし。
| Tarmac SL6 Sport | 2021 | 2022 | 
| 価格 | ¥286,000 | ¥396,000 | 
| フレーム | Tarmac SL6, FACT 9r carbon | 同じ | 
| フォーク | FACT carbon | 同じ | 
| リアディレーラー | Shimano 105 R7000-GS, medium cage | Shimano 105 R7000, long cage, 11-speed | 
| フロントディレーラー | Shimano 105 R7000, braze-on | 同じ | 
| カセットスプロケット | Shimano 105 R7000, 11-speed, 11-30t | 同じ | 
| クランクセット | Shimano 105 R7000, HollowTech 2, 11-speed, 50/34T | 同じ | 
| ボトムブラケット | Shimano Threaded BSA BB | 同じ | 
| チェーン | KMC X11 Extra Lightweight, 11-speed | 同じ | 
| シフトレバー | Shimano 105 R7020 hydraulic disc | 同じ | 
| ホイール | DT R470 Disc, sealed cartridge hubs, 14g spokes, 24h | 同じ | 
| タイヤ | Turbo Pro, 60 TPI | 同じ | 
| ステム | Specialized, 3D-forged alloy, 4-bolt, 7-degree rise | 同じ | 
| ハンドルバー | Specialized Shallow Drop, 6061, 70x125mm, 31.8mm clamp | 同じ | 
| シートポスト | S-Works FACT carbon 27.2mm, 20mm offset | 同じ | 
| サドル | Body Geometry Power Sport | 同じ | 
| フロントブレーキ | Shimano 105 R7070, hydraulic disc | 同じ | 
| リアブレーキ | Shimano 105 R7070, hydraulic disc | 同じ | 
| バーテープ | Roubaix S-Wrap | 同じ | 
これで・・・11万アップは厳しいですね・・・。購買力平価の問題だけではないと思います。4割近く上がってるわけですし・・。
Trek Émonda SL 5 Disc
こちらはTrekのエモンダ。
| Émonda SL 5 Disc | 2021 | 2022 | 
| \323,400 | ¥349,800 | |
| フレーム | Ultralight 500 Series OCLV Carbon | 同じ | 
| フォーク | Émonda SL full carbon | 同じ | 
| ホイール | Bontrager Affinity Disc | Bontrager Paradigm SL | 
| タイヤ | Bontrager R1 Hard-Case Lite | 同じ | 
| シフター | Shimano 105 R7025, short-reach lever, 11 speed | 同じ | 
| フロントディレーラー | Shimano 105 R7000, braze-on | 同じ | 
| リアディレーラー | Shimano 105 R7000, short cage, 30T max cog | 同じ | 
| クランク | Shimano 105 R7000, 50/34 (compact) | 同じ | 
| カセット | Shimano 105 R7000, 11-30, 11 speed | 同じ | 
| ブレーキ | Shimano 105 hydraulic disc, flat mount | 同じ | 
あまり充実したスペック表が見つからなかったのでさらっとしていますが、これを見る限り違いホイールだけです。といってもそれほどグレードの高いものがついているわけではないので実質ほぼ同じで価格はアップ、という感じです。
まとめ
こうやって見てみるとコロナ禍の影響もあるのでしょうが海外ロードバイクは値上がりこそすれ寝下がることはなさそうです。その傾向が今後どんどん続いていくのであれば・・・早いうちにロードバイクを買ってしまったほうがよいかも、と思いました。
今回Canyonを買ったのもなんとなくそのあたりも気になったからだったりします。
 
        